今年の4月に高崎市矢中町のプチールさんから「厨房の雨漏りが何度
修理しても直らないので見てくれないか」と連絡があり、行きました。
雨漏りは、厨房の照明器具からポツポツ落ちてプラバケツにかなりな
量が溜まっていました。「これは早いうちに何とかしないといけない」と
早速、調査しました。厨房の上部がバルコニーなので、FRP防水の何ら
かの不具合が原因ではないかと容易に見当がつくけれど、何度も修理
したことを考えると、そんなに簡単ではないと思い直しました。
翌日、FRP防水工事のアクティブワイズさんとバルコニー周辺と屋根を
念入りに調査。FRPの立ち上がり部分、特に石積みで造った流しと壁を
貫通する排水個所が怪しいとの見解。私もオーナーのKさんも納得して
その部分を修理することにしました。
私はFRP以外を調査。エアコンの外壁貫通部のカバーが外れている。
しかも、パテやコーキング等の処理がされてないことを発見。これでは
雨が降ったら壁内に雨水が浸入してしまう。どうしてこれが見逃された
かわからないが重要な原因の一つと思う。早速修理する。このほかにも
ドア廻り、軒先、外壁等細かなところも点検、補修する。
修理作業が終わって、オーナーさんから「梅雨が明けても雨漏りしてなか
たら、厨房の天井をきれいにしましょう。」と話がありました。
この8月9日にオーナーさんから「梅雨が明けて、台風5号が来ても雨漏り
してないから、厨房をきれいにして欲しい。」と連絡がありました。
不具合が解決できて、とてもうれしく8月21日から工事を始めます。
プチールさんは、13年前に私が(株)ハウスアンドガーデンに勤務して
いたときに設計を担当した建物です。